わたりーわーるど

旅行記、考え方、楽曲、統合失調症との闘い

出会いと別れが人を強くする

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どうもシンガーソングライターの渡 琢矢です。

僕が高校2年生の時、毎日ゲームばかりをしていて自分の人生の先が見えた気がしました。

 

(これから大学に行って就職して仕事終わりにゲームをする日々が来る。それでいいのだろうか?僕にも何か出来ることがあるんじゃないか?)

 

画面とにらめっこ。

人の手に作られたプログラムによって楽しまされる毎日。

 

もっと楽しいと思えることがあるはずでとにかく自分を変えたかった。

 

この気づきから自分に出来ることを探し始めて興味のあることを片っ端から試してきました。

 

色々と試す中でたくさんの人との出会いや別れがあって最終的には音楽が残りました。

 

出会いや別れがある毎に僕たちは成長して強くなっていく。

 

今回は何もできなかった僕がどのような経験をして今の僕になったかを書いているのと同時に、出会いをテーマにした中島みゆきさんの「糸」という曲もアコースティックギターでカバーさせて頂いております。

 

音楽との出会い

歌うことは好きでした。

だけど人前で歌うことは恥ずかしくてとても嫌だったので高校2年生までカラオケにも行ったことがありませんでした。

 

ー 渡。カラオケ行こーぜ ー

 

ゲームばかりをしている自分に疑問を感じていた頃、唐突に友達からメールが届きました。 

 

嫌だったけど、1回だけのつもりで行ってみることにしました。

 

薄暗い独特な雰囲気の部屋。

部屋に微かに残るソフトドリンクの匂い。
ノリノリで歌う友達がいる中で順番がまわってくるなと願う僕。

 

「次はだれ~~~?あ、渡か~!!」

 

初めて手に持ったマイクは冷たくて重たく感じた。

 

機械的な音。

イントロ終わりに浮かび上がる歌詞。

 

「ぅ。。。。。。」

 

声が出なかった。

 

だんだんと声が出てきたが、イメージしていたように歌えない。

 

(なんやこれ。なんやねんこれ。声でぇへんやんけ。)

 

とにかく悔しくて僕の中にある思いが生まれた。

 

(もっと上手くなりたい。)

 

恩師との出会い

もっと上手く歌えるようになろうとボイストレーニング教室に通い始めました。

 

ここで出会った先生の熱い歌にとても感動してよりいっそう歌うことに興味を持ち始めました。

 

鏡の前に立って自分を見ながら歌う練習。

ピアノに合わせて音程をとる練習をして課題曲を歌う。

初めての経験ばかり。

 

グループのレッスンだったので歌うことに興味がある仲間も出来てとても楽しい毎日を送ることが出来るようになりました。

 

教室で1年に2回ほどある発表会やコンテストに出るようになりました。

 

初めて出たコンテストは緊張と不安ばかりで頭の中が真っ白になりながら歌っていました。

来ていた友達にね2、3年後にあの時の歌の感想を聞いたら「あれはちょっとなぁ。」って言われたほどです。

 

だけど拍手がもらえたことがとにかく嬉しくて頭の中はどうしたら上手くなるのかということばかり考えていました。

 

恩師の言葉との出会い

「先生。プロになるには音楽の専門学校に行った方がいいのでしょうか?」

 

大学か専門学校かどちらに行こうかとても進路に迷っていました。

 

「渡君。専門学校に行くより大学に行った方がいいよ。音楽はその人自身や経験が出るから。」

 

「はい。」

 

「例えば2人の歌手がいるとしてね。1人は音程のトレーニングのようなずっと練習している歌手。もう1人は英語を話すことが出来て色んな世界を見て経験してきた歌手。」

 

「はい。」

 

「どっちが正解ってのはない。君はどっちの歌手の音楽を聴いてみたいかな?聴いてみたいと思った方が君の目指す歌手の道になる。」

 

僕が色んな世界を見ようと決断した一言だった。

 

この言葉との出会いが僕に道を示してくれた。

 

外国人との出会い

 

外国に行こうと思った僕は英語を学べる短期大学に進学。

 

ギターを弾き語ることが出来たら海外でも歌うことが出来るようになると考えて18歳でギターを始める。

 

丁度この時期に心の病である統合失調症を発症した。

 

元々勉強がとても嫌いだった僕は1回生の時にたくさん勉強したけどやり方が悪くて喋れるようにはならなかったです。

 

2回生の時に統合失調症の改善や英語を話せるようになりたくて思いきってアイスランドにボランティアへ行きました。

 

アイスランドにたどり着くまでも英語が話せなかったのでほぼ半泣き状態。

 

途中で滞在したフランスのホテルでめんつゆを捨てたりもして何をしているんだと思ったりもした。

 

現地でたくさんの外国人の仲間と出会い、自分の小ささや弱さ、いかに無力かを思い知らされ涙することが多かったけど変わるために挑戦もした。

 

帰国後は英語を喋れるようになろうと勉強に集中して短期大学から大学に編入。

 

3回生でドイツのボランティアに行ってたくさんの仲間に出会う。

 

アイスランドとドイツで出会った仲間との日々はあれから10年経つけれど昨日のことのように思い出せる。

 

笑いあり涙ありの珍道中の海外ボランティアでの日々は下記にまとめております。

 

罰金13万円くらったり、めんつゆ捨てたり、ギター買って歌って泣いて

>>CIEE海外短期ボランティア活動まとめ@アイスランド - わたりーわーるど

 

英語が話せるようになって仲間や旅行を楽しんだドイツ

CIEE海外短期ボランティア活動まとめ@ドイツ - わたりーわーるど

 

出会いと別れが僕たちを強くする

出会うのは人だけじゃない。

 

音楽や絵を書くことなどの形のないものも出会いになる。

 

僕は友達の誘いをきっかけに歌の道に入り、恩師との出会いがどのような歌手になるのかを示してくれた。

 

外国人の仲間は僕が僕らしく居て良いことを教えてくれて僕を認めてくれた。

 

信じた道を歩いて来て笑えることもあれば辛くて心がささくれることもある。

 

この先にどんな出会いが待っているのか誰にも分からない。

 

だけど出会う。

 

だけど別れる。

 

なぜ出会うのかなんて誰にも分からない。

 

分かっていることがあるとすれば、音楽が僕に出会いと別れをくれること。

 

それでは聴いてください。

 

中島みゆき。

 

糸。

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