わたりーわーるど

旅行記、考え方、楽曲、統合失調症との闘い

否定されると分かっていても勇気を出して自分の意見を言えば成長できる

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あらすじ

ciee国際ボランティアプロジェクトに参加したわたりたくや

前回の話では

U君の陰謀で、プログラム終了前に観光へ行ってしまった仲間たち

今回は

  • 海外生活での日本人グループについて
  • 別れのあとの悲しい雰囲気の過ごし方
  • 自分の意見を言うことの大切さ
  • 生の魚は食べない方が良かった

をお伝えします

仲の良かった人たちが帰ってしまうことによって僕は思い出にすがります

残った者との対立

訪れた孤独

仲間とは

友とは何なのか?

わたりたくや

日本へ帰国

薄情者

2016年8月30日

雨はよりいっそう激しさを増して降っていた

今日は共に活動していた日本人5人うち1人の女性が飛行機の関係上先に帰ると聞いていた

僕はいつもグループを作って日本語を話していた彼らを避けていたため

仲は良くなかった

「ここまで来て、日本語をペラペラ喋りたくない」

僕がそういった雰囲気を醸し出していたためか

距離はすごく遠かった

気まずさを感じつつも、共に過ごした仲間には変わらない

「気をつけて」

せめてその一言だけでも伝えようと

朝から起きていた

出発の時間になったが

驚いたことに

彼女とずっと行動を共にしていた3人の日本人は誰も起きてこなかった

 

「起こしてこようか?」

 

気を遣ったのだろう

 

「いや、いい」

 

結局、僕1人で見送った

背中が寂しそうだった

起きてきた1人

しばらくしてそのうちの1人が起きてきて聞かれた

 

「あれ?もう行っちゃった?」

 

「うん。だいぶん前に。」

 

「しょっくぅーっっっ!!」

 

と言い放った

(そんなものか。。。)

友達なら必死になって送るだろうに

僕は頭に来ていた

そうだ。レンタカーを借りよう

全員が起きた頃

 

「俺らもレンタカーを借りよう」

 

フランス人Rの提案で僕たちもレンタカーを借りて、観光をしながら先に発った彼等に追いつこうという話になった

R君と日本人3人は仲が良くその気になっていたが

 

「いや、やめとこう」

 

僕は反対した

天候ももの凄く悪かったし、急いで行って事故など起こされたらたまったもんじゃないからだ

 

「まだ追いつけるのに」

 

そう言われたが無理はしたくなかった

 

 

「ここにいても時間の無駄だよ!!何を言ってるんだ!!」

 

 

お金の問題か何なのか

僕が反対しているから行けないみたいで

Rくんにきつく言われた

 

(俺を置いて行けばいいのになぁ。。。)

 

そこから余計に気まずい空気が流れ始めた

 

(あ~ぁ。これね。海外でもこの雰囲気を味わうのね)

 

自分の意見を言った

それでいいと僕は思った

ただ周りに流されて生きてきた僕には大きな1歩だった

思い出に。。。

お昼すぎには曇りになり残ったメンバー皆でどこかに行った

僕はついて行かず

近くのネットカフェに行って久しぶりにインターネットをして連絡をとったり

(2008年当時は2016年ほどのネット環境がなかった)

プールに行って思い出にふけっていた

魚釣り

(釣った魚、大きかったなぁ。。。)

 

17

湖の底の味

(夕食の時、面白かったなぁ。)

 

「よっしゃー!これ!たくやが釣った魚だろ?」

 

「あ、うん。。。」

 

「悪いけど、俺の前にあるから俺が食べるぜ!」

 

「えぇ~。。。いいよ。。。」

 

「へっへっへっ。腹いっぱい食うぜ~!!」

 

。。。

。。。

。。。

 

「た、たくや。。。や、やっぱり交換してくれないか?」

 

「えっ?どうしたの?」

 

「。。。な、生なんだ。。。」

 

「何?」

 

「中身が焼けてないんだよ。。。」

 

。。。

。。。

。。。

 

「いいよ。。。」

 

「い、いいのか?たくやは優しいな」

 

「だってこっちも生だから。。。」

 

「ほ、ほんとだ。。。」

 

この日の料理当番はイギリス人のCくん

ぼくたち二人は料理がとても苦手と言いながら一生懸命作る彼を見ていた

僕たちの会話を聞いていたのか

Cくんが不安げな表情で僕たちを見ていた

 

「おい。。。Cっ!!」

 

(や、やばい。。。何を言うんだ?)

 

「最高の魚料理だぜ!!」

 

(そっちかぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!)

 

「なぁっ!たくやもそう思うだろ?」

 

(ま、巻き込まれたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!)

 

「べ、ベリーベリーグッド!!(めっちゃうまいっ!)」

 

 

Cくんが一生懸命作ったものを無駄には出来ない

 

 

「Cっ!!うますぎて涙が出て来たぜっ!!」

 

僕たち二人は涙を流しながらも気合をいれて食べ続けた

限界が近づくころ

味をごまかすために僕たち二人の魚は

ケチャップで真っ赤に染まっていた

 

湖の底の味がした

リーダーMちゃんの優しさ

(色々あったなぁ。。。)

何もする気がなく

寝袋にこもり寝ていた

起きると僕らの後から仕事をするメンバーがたくさん到着してご飯を食べていた

Mちゃんに

 

「一緒に食べよう」

 

と言われるも

疲弊しきっていた僕は断った

ビスケット

Cくんが心配してビスケットを持ってきてくれた

 

「レンタカーを借りる時、たくや一人で反対してたな。それが正しいよ。気にするなよ。」

 

彼ら二人は味方でいてくれた

22

 

16

少し僕と喋ってくれた

この二人とは仲が良かったけど

出会ってから付き合っていたので邪魔しちゃいけないと思って

少し距離を置いていた

もう一度寝た

気遣ってくれる優しさにまた涙が溢れ出た

帰路。首都レイキャビクへ

2016年8月31日

残ったメンバー全員で来たときと同じように車で空港へ向かった

(来た時のようにお腹が痛くならないことを願った) 途中で観光をしながら帰った

11

 

アイスランドらしい景色の所に立ち寄った時

 

5

 

 

「日本人?1人?」

 

1人で歩いていたら日本人観光客の40代くらいの女性に話しかけられた

しばらくその女性としゃべり、これも何かの縁と連絡先を交換して僕は戻った

無事にレイキャビクまで戻り安宿に泊まって朝を迎えた

Yくんと会えた

2008年9月1日

空港で早くに去ったYくんに会った

 

「よう!元気にしてたか?」

 

「Yに会えて、元気になったよ!」

 

「はははっ!」

 

6

 

最後に会えて良かった

単純な僕、

少し良いことがあるとすぐに元気が出る

強く握手を交わして笑顔で別れ

僕は搭乗エリアに向かった

帰国

初めての海外はこうして幕を閉じた

CIEE国際ボランティアプロジェクトから多くを学べた

  • 移動の大変さ
  • めんつゆはいらないこと、重いこと
  • 言葉の壁
  • カルチャーショック
  • 音楽に国境はないこと
  • 仲間との楽しい日々
  • 別れの辛さ

共に過ごすから味わえた経験

この経験を通じ、僕はさらに前進することを決意する

物語は続いていく

話せなくてもどかしい思いをすることが多かった

 

もっと話せるようになりたい

 

悔しさをバネに

苦手な勉強を乗り越えていく

その後、

変わることが出来たのか

いつかまたアイスランドの友と出会うため

これから出会う友のため

新たな一歩を踏み出し始める

アイスランド編 完結!!

。。。

。。。

。。。

。。。

。。。

次回予告 そしてドイツへ

僕は

泣き虫で家事も何も出来なかったお坊ちゃん

行動の数だけ

悔しさの数だけ

の数だけ

変わっていける

これは僕が変わるための物語

次回

新たな挑戦の始まり!!

ドイツ!!

ベルヒデスガーデン!!

わたりたくやの世界がひろがっていく

続く